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マイナーチェンジ再び [FJ&P]

年末のある日、中佐殿が訪ねてきた。
いつものフライトジャケットから見慣れぬパッチを取り出し私への御歳暮だという。
中佐曰く「ジョージワシントンに乗るじゃぁ(CVN-73バージョンにしましょうの意)」
おおお!これは!
CVN-73のCenturion100(100着艦)パッチとForeign Legion(日本を守る外人部隊)パッチ、それとCV-63からCVN-73へと乗り変わった記念パッチでった。
あきらめてはいたがこれで俺もCVN-73に乗れる(乗った風に出来るの意)!
中佐もCVN-73バージョンに換えるべく数枚のパッチを買っていて、その日はパッチ談義で盛り上がり酒盛りとなった事は言うまでもない。

早速翌日、家事のあい間に貼り替えた。
マイナーチェンジ前
VFA-27”ROYAL MACES”仕様のフライトジャケット
CV-63のForeign Legionパッチが貼られていた。
VFA-27f.jpg
マイナーチェンジ後
CVN-73のForeign Legionパッチに貼り替えて、
ポケットフラップにCVN-73のCenturionパッチを追加した。
VFA-27nf.jpg
ちなみに背中は変わらず・・・すまん中佐殿!あれはちょっとでかい!
VFA-27r.jpg
完成したジャケットに満足してミシンを母親に返した翌日に中佐殿から電話が・・・
前回パッチを付けてもらった人がもの凄い苦労したのでもう絶対イヤ!との事・・・
”俺の城!商会”にパッチの貼り着け依頼であった。
アイロンボンドで貼れ!とか冗談をはさみつつ受諾。もちろん引き受けましょう!
中佐は似合わぬ手芸店でミシン糸を買ってきて、パッチも剥がしてもう貼るだけの状態にして礼を尽くしてくれた・・・ずっしりプレッシャーがかかるぜ!

そうして完成した中佐殿のマイナーチェンジ後(前はこちら
VFA-195”Dambusters”仕様のフライトジャケット
CVN-73のForeign LegionとCenturionを貼り替え、
左腕はVFA-195の丸パッチに貼り替えた。
VFA-195nf.jpg
背中の”神風”パッチの下にCVN-73のWestpac2008パッチを貼った。
前よりだいぶスッキリしてイイ感じだ!
VFA-195nr.jpg

中佐殿の思いがけない嬉しい御歳暮に妻には言い出せない私の我がままを満足させることができた。
私にとってはもう”ハムの人”ならぬ”パッチの人”だな。
ありがとう中佐殿!


マイナーチェンジ [FJ&P]

今回は冬にしか書かない久々のフライトジャケットの記事だ。
大人気テレビドラマ「相棒」の寺脇康文演じる亀山刑事がいつもパッチの貼られたフライトジャケットを着ているからか、ネット上でも検索を掛けると「相棒」の文字が見られるフライトジャケットやパッチが現れるようになってきた。
相乗か便乗かはともかくフライトジャケットやパッチに注目が集まるのは嬉しい(でもここでも惚れた漢がメジャー・・・状態なのだが・・・)
見ていて楽しいけど中には有り得ない値段のモノも見られるので気をつけた方が良い。

さてさて、本題に入ろう。
寒くなってきて必要に迫られフライトジャケットを出してくると、先ずは久々に見るフライトジャケットと貼り付けられたパッチの数々を眺める。
眺めているうちに貼り付けられたパッチに違和感を感じてきたら、それはパッチ貼り替えのサインである。
今年は主夫だから新しいパッチ購入は自粛したいので、持っているパッチの中から厳選してマイナーチェンジを楽しむしかない。
今回気になってしまったのはVAQ-136”Gauntrets”仕様のフライトジャケットだ。
どうしてもポケットの一枚と背中三枚が気になって仕方がない。
VAQ-136F.jpg
VAQ-136R.jpg
マイナーチェンジ後のフライトジャケット
前面はポケットのパッチのみ貼り替え。間違い探しレベルだ。
VAQ-136NF.jpg
背面は一枚の移動と部隊パッチ「VAQ-134」と「VX-9」の追加
部隊所属の年代等の細かい設定は雰囲気で当たり障りのない感じで・・・
VAQ-136NR.jpg
ちょっとマニアックな説明をすると・・・
VA-115→VA-196→機種変更(A-6~EA-6B)→VAQ-136だった仮想経歴を
VA-115→VA-196→機種変更(A-6~EA-6B)→(VAQ-134↔VX-9)→VAQ-136にしたわけだが、地上勤務などの定義が良く分からないのでVAQ-134とVX-9でお茶を濁した感じだ。
マイナーチェンジ後はちょっと異動がタイトで何年後かを見据えたフライトジャケットと言えるのかも。
その頃には腕のキティーホークのセンチュリオンパッチをジョージワシントンのモノに変えないとつじつまが合わないなぁ・・・といった具合に数年毎にマイナーチェンジは続くのである。

結局見た目には何も変わってない様に思われるだろうが・・・前とは違うのだよ!前とは!
自己満足なのだがこれでだいぶスッキリした。


でもよく考えるとはたから見れば俺も「相棒」マニアに見られているのか?


新ジャケ完成 [FJ&P]

ことわっておくが暮れから仕込んでおいた新巻鮭が完成したわけではない・・・
以前に紹介したVFA-27のパッチをフライトジャケットに付けたのだ。
これが今回完成した”VFA-27 ROYAL MACES”仕様のフライトジャケットだ!

今回の設定は”ほぼ新人”なので、正面はとりあえずおとなしくベーシックに付けてみた。ポケットフラップにセンチュリオンパッチ(空母への着艦100回の記念パッチ)などを追加したいところだが、今回は見送りだ。また数日してもの足りなくなったら付けようと思う。

背中は少し寂しい感じもするが、そのうち良いパッチが見つかったら縦貼2枚のパッチの左右に付けたい。

今回の作業は昨日の午後、妻がブログに箱根駅伝の記事ををアップしている間に、子供を寝かしつけて開始した。
始めて早々に取り換えたばかりのミシン針が曲がり、少しどんよりしながらも新しいものに取り換えて再スタート。
無事に胸のスコードロンパッチを取り付けて裏返して見てビックリ。ボビンを換え忘れ裏糸が目立つ・・・通常裏糸もジャケットの裏地の色に合わせて目立たなくするのだ。
再びどんよりしながらボビンを取り換え、二枚目以降のパッチを黙々と取り付けた。腕のパッチ付けはなかなか技術が要るのだが、長年取ったり付けたりしてきたおかげか思いのほかサクサクできた。
そこからは順調で二時間くらいで終了。
やはり”F/A-18”を上から見たデザインが多いのが気になるが、バランスやまとまりはなかなか良いんじゃないかな。
満足な一着がまた完成した。

悲願!其の弐 パッチ購入 [FJ&P]

幾度にも及ぶ交渉の末、ついにパッチ購入の認可が下りた。
というのも地区の区会議員の給料が入ったのだ。
早速ネットで何軒かのパッチショップを検索した結果、十月の終わりに行ったダイヤモンド商会へ注文することにした。
そして昨日、そのパッチが届いた。前からねらっていたVFA-27のパッチである。

よく見ると飛行機を上から描いたものが多いなぁ・・・まぁいいか。
これらのパッチと手持ちのパッチを組み合わせてフライトジャケットにミシンで付けていくのだ。
さすがにフライトジャケット購入費までは認可が下りないので、今パッチのついているフライトジャケットからパッチを上手に取り外し、そこに新たに付けていくのだが、今回はVRC-30のパッチを取るかな。
(地上基地と空母間の人や荷物の輸送を任務としたなかなかマニアックな部隊、VRC-30仕様のフライトジャケット。これで見納めである)

完成のあかつきにはまたここで紹介します。

すばらしきフライトジャケット仲間 [FJ&P]

今日は早朝からソフトバレーボールの大会のために防寒対策を万全にして出かけた。
もちろん防寒対策とはフライトジャケット(今回はVAQ-136”Gauntrets”仕様のCWU-45/P)の事である。
ちなみにチームメイトには以前このブログの中でも語られている(趣味を語る ”フライトジャケットとパッチ 其の壱”)我がフライトジャケット道の”黒船”ともいえるフライトジャケット仲間がいる。
もちろん彼もフライトジャケット(VFA-195”Dambusters”仕様のCWU-45/P)を着てきた。
(写真はそのフライトジャケット)


彼も毎年といっていいくらいバージョンアップやマイナーチェンジを重ねているのでそのフライトジャケットは秀逸である。
多分、そんなフライトジャケットを着た二人がコートをはさみ審判をする姿は、場違いを超越したワンダフルワールドであったことであろう。
大会終了後の反省会の二次会で、彼のフライトジャケットの写真を撮らせてもらいながらこれからの展望や野望を話したりした。そんな話ができるのは彼の他にはいない。
まずは来年の夏頃”CV-63 キティーホーク”に代わって”CVN-73 ジョージワシントン”が配置されることが大きなニュースだ。”CV”と”CVN”とでは日本国内の反発も変わってくる大きな差があるのだ。
”CVN”の”N”は原子力を意味している。つまり原子力空母が日本に配置されるのである。
これにともないフライトジャケットのパッチを”CV-63 キティーホーク”仕様から”CVN-73 ジョージワシントン”仕様へ張り替えたりするのだが、今回は複雑な思いである。
個人的な野望としてはVFA-27”Royal Maces”仕様のフライトジャケットを作ることなのだが、なかなか予算請求が難しそうだ。彼の力も借りて説得を試みたが右から左へと受け流されてしまった・・・

趣味を語る ”フライトジャケットとパッチ 其の参” [FJ&P]

私はフライトジャケットにアメリカ海軍のパッチを付けたいので、フライトジャケットはレプリカではあるのだがCWU-45/Pを愛用している。ポケットにフラップが付いていて手を入れづらい(軍の思惑通りであるのだが・・・)所は残念であるのだが、体に合ったサイズさえ選べばかなり使い勝手は良いと思う。
今所持しているフライトジャケットは中三のときに買ってもらった黒いCWU-45/Pと、ALPHA社のナイロン製のレプリカCWU-45/Pが三着と、ゴールデンフリース社のタイタンクロス製のCWU-55/Pである。
CWU-45/Pはノーメックス製(デュポン社のアラミド繊維?)の実物が欲しい所ではあるのだがちょっと高くて手が出ない。しかもパッチを付けるとなるとだいぶ気が引ける。
CWU-45/Pの綿ナシであるCWU-36/Pも春秋用に欲しかったりもするのだが最近あまり見かけなくなってきた気がする。
CWU-45/Pのタイタンクロス製であるCWU-55/Pは生地が固くて相当着込まないと体になじまない様に感じる。私の持っているCWU-55/Pもあまり着ないせいか今だに固い・・・
MA-1はデザインも使い勝手も良く、かつては二着持っていたのだが、一着は仕事着にして首、裾、袖口がボロボロになり処分してしまい、もう一着はCWU-45/Pを買うにあたり弟にあげてしまった。
新しくアメリカ海軍の飛行隊のジャケットを作りたくなると、新しいフライトジャケットも欲しくなる。自分の体は一つなんだから同じ様なジャケットが何着あってもしょうがない事はわかっているのだが・・・
この葛藤は毎年続くのだろう。

趣味を語る ”フライトジャケットとパッチ 其の弐” [FJ&P]

インターネットの普及で欲しいパッチは大体手に入るようになった。だが好き勝手に貼り付けるのでは芸がない。フライトジャケットにパッチを付ける決まりの様なものが有るのでこれにそっていないとけっこう恥ずかしいジャケットになってしまうのだ。
パッチの付け方はアメリカ軍の中でも海軍、空軍によっても変わってくるのだ。
アメリカ海軍の場合だとフライトジャケットを着て右胸に所属飛行隊のパッチ、左胸にネームを付けること以外は比較的自由であるのだが、やはり両腕には所属飛行隊の航空機やそのマスコットなどを付けたい。そして背中には過去に所属した飛行隊や所属飛行隊の所属航空団、所属飛行隊の参加した作戦など何を付けても自由である。それから海軍で特徴的なのは空母への百回ごとの着艦パッチがあると言う事だろうか。これは各空母によってデザインも違い海軍の飛行機乗りにとっては勲章の様な物である。派手に作りたいのであればやはりアメリカ海軍の航空部隊だろう。
アメリカ海軍指揮下の海兵隊航空部隊も海軍に準じているのではあるが、パッチの付け方には厳しいらしく背中に貼る事はあまりない様である。
アメリカ空軍は規律に相当厳しいらしく左胸にはネーム、右胸には所属航空団の所属軍団パッチ、左腕に所属飛行隊の所属航空団パッチ、右腕に所属飛行隊パッチ、両の肩には階級章ときっちり決められている様だ。
私はフライトジャケットにアメリカ海軍の飛行隊のパッチを付けている。かつては付け方の決まりにのっとってフライトジャケット全面にこれでもかと言うほど貼り付けていた。飛行隊の所属航空団や乗っている空母、それぞれ年代のつじつまを合わせてパッチを付けなくてはならないので結構大変であった。パッチを付けるのも自分で家庭用ミシンで縫い付けないといけないので取ったり付けたりも一苦労である。(写真は当時のイメージ)

最近はそんな行為に疲れ果て、必要最低限のパッチを付けるに止まるようになってきたのである。まさに俳句の世界である。(写真は今のフライトジャケット)
VF-31

VRC-30

とはいいつつも毎年冬になりフライトジャケットを引っ張り出してくると、いろいろとパッチを付け替えたくなってきてパッチ検索を始めてしまうのだ・・・今年は十月の終わりに横須賀に行く機会があり、ふらっとダイヤモンド商会へ寄ってしまったからさぁ大変。
妻へパッチの予算交渉をしてパッチ資金を手に入れなければ・・・幸いうちの妻は私の趣味に理解があり、パッチについては毎年数枚買わせてもらっている。
でも当面の共通の目標がパソコンの購入なのでちょっと無理かな・・・


趣味を語る ”フライトジャケットとパッチ 其の壱” [FJ&P]

毎年冬になると私の防寒着はフライトジャケットである。
中学生の頃に映画TOP GUNを見てからというもの、ずっとフライトジャケットを愛用している。もちろんパッチも程よく?付けている。
(VAQ-136”Gauntrets”)

初めて買った(買ってもらった)フライトジャケットは、中学三年生のときの黒いCWU-45/Pだった。TOP GUNの影響でMA-1が恐ろしく流行り、インチキパッチがごちゃごちゃ貼り付けられたバッタもんMA-1などもよく見かけたそんな時代に、何の知識も無いなかで、色はともかくCWU-45/Pを選んだ中三の自分を褒めてやりたいものだ。この頃すでにアメリカ軍の制式フライトジャケットはCWU-45/Pだったのである。
もちろんTOP GUNにならってパッチも貼りたかったのだが、その店に置いてあるパッチには選択肢が少なく、さらに親の「派手にするな!」の指示もあり”なんとか自分のセンスにかなった妥協したもの”となった。今思えばそのジャケット、胸にはアメリカ海軍士官のパッチ、腕には星条旗のパッチ・・・ってそれってアメリカ大統領が海軍基地などを訪れる時のフライトジャケットみたいぢゃん!(写真は当時のイメージ)

それから時は過ぎ高校二年生の冬。中三のときの黒いCWU-45/Pは健在で、パッチの張り替えをしようと以前の店へ行って見ると都合よくパッチを入荷したばかり。この頃のパッチの知識で貼れる組み合わせが揃い早速以前のパッチを丁寧に取って張り替えてもらった。アメリカ海軍のパイロットのフライトジャケットを目指していたのに、今思えばこの時に出来たジャケットはその当時横須賀にいた空母ミッドウェイの艦長モドキであった・・・(写真は当時のイメージ)

それからだいぶ時を経て、久々に空母ミッドウェイの艦長モドキのジャケットを着て仲間との飲み会へ出かけた。そこで一人の友人がそのジャケットに関心を持ってくれた事からフライトジャケットとパッチへの加熱が再び始まった。
彼は貨物トラックの運転手で、日本全国を飛び回っているなかで相模原にミリタリーショップを見つけて、見事なフライトジャケットを作って来たのだ。それはVFA-195仕様のALPHA社製のレプリカグレーのCWU-45/Pで私にとってまさに文明開化であった。恥ずかしながら好きな割にはこの時まで日本に展開している空母や航空部隊をよく知らなかったのだ。
それからその彼にその店へ連れて行ってもらい、店員さんにパッチの解説や貼る場所などを聞いて本格的な一着を作ることができた。私は映画TOP GUNを見てからF-14 ”TOM CAT”戦闘機が大好きだったので、F-14の部隊であるVF-21仕様のCWU-45/Pを作った。(写真は当時のイメージ)

自分たちのフライトジャケットをグレードアップ?させるべく、さらなるパッチを求めていたそんな時、雑誌”航空ファン”の中にパッチショップの老舗”ダイヤモンド商会”の広告を見つけた事と”U.S.NAVYパッチ―米海軍航空部隊パッチ”という本を手に入れた事で、爆発的な展開をする事となり今にいたる訳なのだが・・・ここから先は話が広がり過ぎるので導入部としてはここまで。(写真は初代の今の姿)


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