高遠城の攻防と一夜の城

以前記事にも取り上げた一夜の城。

史跡の保存か道路の拡幅かでゆれていた一夜の城であったが、
今だ活路は見出されていないようだ。
そんな一夜の城を知るべく開かれた講演会集が出版されていたので紹介しようと思う。

高遠城の攻防と一夜の城―織田軍の陣城について考える 中井均・笹本正治講演集

• 作者:
• 出版社/メーカー: ほおずき書籍
• 発売日: 2011/12
• メディア: 単行本

講演会は会場に入りきらないほどの聴講者があったようで、その注目度の高さがうかがえる。

内容は講演会集だが、城や史跡の見方という点でもとても参考になる一冊だ。

両氏のこの城を通して垣間見える城や史跡についての考え方が
この講演を聴講した人達に、またこの本を読んだ私達にどう伝わるだろうか。

コメント 2

　あのマスコミの騒ぎはなんだったのでしょうかねー。
　最近のマスコミはわざと騒ぎを大きくしているような気がします。
　たとえば、兵庫県知事とNHKとですが、あおっているようしか
思えません。


by 官兵衛 (2012-03-02 08:57) 

＞官兵衛さん
たしかに最近の過度な話題づくりには辟易してしまいますね。
いつも悪者（攻撃対象）を作り上げて煽るようなやり方にはうんざりです。

一夜の城も皆に良い結末とはいかないかもしれませんね。
by 俺の城 (2012-03-02 19:36)