甲府城 ③

前回の稲荷曲輪から最上部の本丸を目指す。

ズンズン登って行くと巨大な天守台が姿を現す。

天守台の脇を通って本丸へ。
写真正面の石垣は本丸櫓跡で明治初期までは本丸櫓があった。
この道も本丸櫓があった頃は無かったのかも。

本丸を通り越して先に内松陰門へ行ってみた。
鍛冶曲輪門と同じく県道甲府山梨線沿いにある。
屋形曲輪と二の丸をつなぐ門でやはり明治の初期までは残っていた。
平成十一年に復元された。

二の丸跡には武徳殿が建てられている。
武道場らしくこの朝も剣道の稽古の声や竹刀の音が響いていた。

銅門跡
内松陰門から石段を登って行くと本丸西側の出入口である銅門に着く。

銅門の礎石
築城当時の礎石が残る。

銅門からの本丸と天守台
本当はこの後天守台に登ったのだが、次回のお楽しみと言う事で・・・

鉄門跡
本丸への南側の出入口。
築城当時の礎石が残る。

鉄門跡を下りると天守台の東下から南側を囲むように天守曲輪がある。

天守曲輪から二の丸、鍛冶曲輪へ行く途中に中の門跡がある。
絵図では柵の門として描かれているらしい。
写真正面へ進むと二の丸、左へ行くと・・・

この様な虎口になっている。
ここは坂下門跡である。
ここを出ると鍛冶曲輪になる。

坂下門跡
城を建てる前にあった一蓮寺の門を使用していたという。
正面の石垣と右の石垣とは石の積み方が違う。

坂下門を下りてくると最初に通った鍛冶曲輪に出る。
今回は昔には無かった遊亀橋から城外へ出る。

その遊亀橋から西側の水掘

遊亀橋から東側の水掘

遊亀橋を渡って甲府城を振り返る。
本当はこの後城の周りを歩きたかったが呼び出しがかかってホテルまで猛ダッシュ！

今回の城めぐりルート
天守台からの眺めは次回紹介します。